新年度更新処理について
シンシステムデザイン
概要
新しい年度になっても前年度会計が確定するまでは新年度更新処理は行なわないで、そのまま新しい年度の仕訳を入れ、前年度会計が確定した後に新年度更新処理を行ってください。
新年度更新処理を行うと次のようになります。
- 新しい年度のデータフォルダが出来ます。
- 前年度のかいけいに入力したデータのうち、新年度の伝票のみが新年度のデータフォルダにコピーされます。
- 前年度の繰越金や事業実績が新年度の期首繰越金に設定されます。
- 前年度に入力した次年度の予算は、新年度の当初予算の欄に入ります。
なお、下記の説明の年度は、２００７年度を想定した年数です。
新年度更新処理の方法
- 新年度更新処理は次のように行ないます。
補助作業メニュー ⇒ 新年度更新処理 のボタンを押すと次の画面になります。
- 新年度のデータパス名を上図例のように新らしい年度に変更します。
- 会計期末期日は、確認だけです。変更は必要ありません。
- 実行ボタンを押すと、新年度更新処理が実行されます。
【注意】
会計期末期日は、前年度末の期日で自動的に表示されますので、この期日は特別の場合を除いて変更する必要はありません。
新年度更新処理をやり直したい場合
何かの理由で新年度更新処理をもう一度やり直したい場合は次のようにしてください。
- 初期設定メニュー ⇒ データパス名 でデータパス名を前年度に変更します。
- 新年度のデータフォルダがあると、再度の新年度更新処理は出来ないようにしていますので、会計フォルダを開き新年度のフォルダを削除します。
- 新年度のフォルダが無くなると、新年度更新処理が出来るようになりますので、実行して下さい。
新年度更新処理が終わったら
- メインメニューでデータパス名が新しい年度になっていることを確認します。
- 初期設定メニューに入り、繰越金が正しく設定されていることを確認してください。
前年度の貸借対照表の金額と一致しないといけません。
- 振替仕訳入力の画面に入り、前年度の仕訳が無いこと、新年度の仕訳があることを確認してください。
【注意】
新年度更新処理を行った後、前年度の会計の変更があった場合は、繰越金を直してください。