これならわかる学校法人らくらく会計 戻る

パソコン会計を導入するメリットは

一定規模以上の学校法人では公認会計士による会計監査が必要になります。 この会計監査までのプロセスは概ね次のようなパターンがあります。 �@　学園で現金出納帳に記帳　⇒　会計事務所に委託して会計処理を行ない　⇒　監査 �A　会計事務所の指導を受けながら学園で会計処理行なって　⇒　監査 �B　学園ですべて会計処理を行なって　⇒　監査 会計処理に必要なスキルと経費と時間と労力兼ね合いで上記の何れかのパターンになります。 しかし、何れのパターンにおいても 大きな経費と時間と労力の節約が期待できます。 また、なによりも自前で会計処理をおこなうことにより、 【補足】 　パソコン会計ソフトは、電卓のような会計処理のための道具です。パソコン会計を導入しても会計の内容や園の運営については専門の方からの指導を受けながら運営してください。この場合会計ソフトを導入しておくと、手間のかかる事務作業が無くなるので、本来の専門的な指導のウエートが大きくなることが期待できます。

学校法人会計は決して難しくない！

ある程度、複式簿記の仕訳の知識がある方は、ほとんど違和感なく学校法人会計も出来ます。 また、複式簿記の知識が今はほとんどない方も次の３つの仕訳パターンを知るだけで ほとんどの日常的な仕訳はOKです。 年度末に必要な未払金・未収金・減価償却・積立金・基本金繰入等は会計さんの指導を受けながら会計処理をすると、決算書の作成までストレートで出来ます。 【補足１】 　「学校法人らくらく会計」は、複式簿記の仕訳に準じて仕訳を行うことができます。資金収支は取引のうち資金の移動のあるものを自動的に抽出しますので、一取引二仕訳は不要です。 【補足２】複式簿記がまったく初めての方へ 　現金出納帳には私たちは無意識に収入があると左側に、支出があると右側に金額を書きます。複式簿記は金額を左右に振分けて書く替わりに、科目を左右に振分けます。 　この場合も現金出納帳とまったく同様に現金が増えれば現金科目を左側に書き、右側にはその原因を書きます。支出の場合は逆に現金科目を右側にその発生原因を左側に書きます。 　つまり、複式簿記では、金額を左右に振分ける替わりに 　　　の違いです。

学校法人らくらく会計で出力が出来る帳票は？

学校法人会計基準で求められている帳票は次の通りです。 また、これらに附属する内訳表・明細書は次の通りです。 上記の規定された帳票にはありませんが、資金収支計算書では予算会計が求められていますので、予算の作成に伴い次のような予算書も必要になります。 また、複式簿記会計の基本簿である次の帳票も必要です。 さらにあると便利な帳票として次のものが出力できます。 これらの帳票のうち、 ○印は「学校法人らくらく会計」から出力できます。 △印は今後作成予定です。 ×印は仕訳の入力データだけでは作成できないために、別途ワープロまたはエクセル等で作成してください。 【補足】 　財産目録は、学校法人会計基準には作成が規定されていませんが、私立学校法では作成が求められています。 　別途詳細に説明していますが、非営利法人の消費税の本則計算も可能にしています。